コードネームとディグリーネーム
コードネームとディグリーネーム
コードネームとは、ひとつの音のまとまりで、例えばC7は、C、E、G、Bbという構成音の和音を指します。
これに対して、ディグリーネームというのは、key(調)決まれば、決まってくる音の相対的な位置関係を表します。
Ⅰ7、Ⅱm7、Ⅴ7・・・のように表記します。
keyがCなら、Ⅰ7はC7、Ⅱm7はDm7、Ⅴ7はG7となります。
keyがDなら、Ⅰ7はD7、Ⅱm7はEm7、Ⅴ7はA7となります。
Point
大事なことは、相対的なコード進行のパターンを理解してしまえば、12のkey(調)全部で同じように使える、ということです。
メロディーとコードだけの譜面を見ながら、弾けるようになったとしても(クラッシックの方は、それだけでも大変だと思いますが)、それではいつまで経っても、譜面なしでは弾けません。
また、(これがもっと重要なことですが)転調も容易にできません。
しかし、ディグリーで演奏するようになれば、譜面を見る必要はないですし、転調も容易にできます。(得意なkey、不得意なkeyという問題は別として)
ですから、コードネーム(それが指す構成音)を覚えたら、次はディグリーネームで曲の進行を理解するクセをつけましょう。